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第29回国際茶会



  10月17日、裏千家茶道会館で国際茶会が開催されました。
  国際茶会は日本に滞在する外国人に日本の伝統文化である「茶道」に親しんでもらうことを目的として毎年開催しており、今年で29回目を数えます。
  関西一円から外交官、外国人研究者・留学生などを招待し、亭主方として裏千家で茶道を学ぶ海外研修生(みどり会)、在日外国人対象の茶道教室(I.C.I−International Chado Institute、一宇会)の生徒が点前、呈茶等を行います。
  今年は世界36カ国約240名の外国人を含む約350名の招待客を迎え、12カ国21名の亭主方が日頃の稽古で学んだ成果を発揮しました。



  10時30分より本席である鵬雲・立礼の間でオープニングセレモニーが行われ、来賓である西島安則(財)京都国際文化協会会長のスピーチの後、鵬雲・立礼の間と心花の間に分かれて一服の薄茶が振舞われました。



  外国の来客者には初めて茶道に触れる方も多く、最初のうちこそ緊張気味でしたが、茶道経験の長い半東による作法や道具の流暢な説明に次第に気持ちもほぐれ、各国の言葉で会話を交わしながら和やかな雰囲気で一碗を楽しみました。呈茶が終わってもなかなか席中を離れない客も多く、写真を撮ったり庭を眺めたりと思い思いに深まりゆく秋の風情を満喫した様子でした。
  また同じ外国人が流れるような点前を披露し、美しい所作で茶や菓子を運ぶ姿に刺激を受け、その場で茶道教室への入会を希望する人が例年と比べてもかなり多く、外国人の間での茶道をはじめとする日本文化への関心の高まりが感じられた今年の国際茶会となりました。

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