協会だよりのページへ
第28回国際茶会

世界各国250名が体験した国際交流の一時


  10月18日、爽やかに晴れ渡った秋空のもと、京都・裏千家茶道会館に於いて国際茶会が開催されました。
  日本に滞在する外国の方々に、日本の伝統文化「茶道」に気軽に触れてもらうことを目的として毎年10月に開催しており、今年で28回目を数えます。関西在住の在日公館、外国人研究者・留学生の方々を招待し、裏千家で茶道を学ぶ外国人留学生(13カ国25名)が点前、呈茶等を行い、英語で解説。今回は世界30カ国から250名を超える参加がありました。



  午前10時30分、本席となる鵬雲・立礼の間においてオープニングセレモニーが行われ、主催者である京都国際文化協会会長西島安則氏、続いて今日庵秘書役小林哲夫氏の挨拶で茶会がスタート。その後、鵬雲・立礼の間と心花の間に分かれて一服の薄茶が振舞われました。



  外国人の来客者には初めて茶道に触れる方も多く、慣れない作法に戸惑う姿も見られましたが、深まりゆく秋の風情の中、一碗のお茶を挟んで各国の言葉で和やかに会話が弾み、国際交流の輪が広がりました。毎回多くの方から日本文化を各国語で満喫できる希少な機会として高い評価を得ています。




参加者からの報告
報告者:中本映子

  快晴の10月18日、裏千家茶道会館にて開催されました。この茶会には、関西に在住する外国人留学生や在日外国公館に勤務する人が茶道文化を体験しようと招かれました。第一席目のお客は、京都大学や同志社大学の学生の人たちが中心でした。ジーンズやミニスカートなどリラックスした服装と待合ではオープンな雰囲気でしたが、お茶室に一歩はいると、皆さん改まった雰囲気に新鮮な感動を覚えたご様子でした。
  迎えるご亭主側も裏千家で茶道を学ぶ裏千家茶道留学生のノンジャパニーズの皆さんです。
  英語でお茶の作法や掛け軸の説明を受け、鵬雲斎大宗匠のお掛け軸「万里同風」の精神の元に、和やかに一碗を楽しみました。
  イギリス人男性がご亭主をされたのですが、お釜のふたのつまみがとれてしまうハプニングがありました。「30分マエハ、ツイテイマシタ、ツマミナイトアツイ」とあわてることなくふたを交換してもらい、皆が笑って緊張が和み、楽しいハプニングとなりました。
  終わってからも、皆さん、お掛け軸をバックに記念撮影をしたり、お道具の写真を撮ったりと、立ち去りがたいご様子で日本の伝統文化を堪能されていました。


協会だよりのページへ